第114回医師A問56
日齢7の新生児。NICUに入院中である。常位胎盤早期剝離のため緊急帝王切開 で出生した。在胎26週5日、出生体重750gであった。出生7分で気管挿管が行 われ、10分後には開眼した。その後NICU入院となり、呼吸管理を受けている。 入院後、経口胃管を挿入し、日齢1から少量のミルクを開始した。本日、ミルク注 入前に胃内にミルクが残っており、腹部が軽度膨満していた。体温36.7℃。心拍 数124/分、整。血圧52/24mmHg。呼吸数48/分。SpO 99%(FO 0.25)。大泉門 2 I 2 は平坦で、心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は軽度膨満があり、腸雑音は減 弱している。四肢の運動があり、筋緊張に異常を認めない。胸腹部エックス線写真 (臥位正面および左側臥位正面像)(別冊No. 26A、B)を別に示す。 考えられる疾患はどれか。
1
気胸
2
肝腫瘍
3
消化管穿孔
✓ 正解
4
消化管閉鎖
5
横隔膜ヘルニア
選択肢をクリックして選んでください。
解説
- 2.✕「細胞傷害型アレルギー(Ⅱ型)」Ⅱ型は抗体が細胞表面抗原に結合し補体活性化や細胞傷害を来す(溶血性貧血等)。
- 3.✕「免疫複合体型(Ⅲ型)」Ⅲ型は免疫複合体の組織沈着による炎症(血清病・糸球体腎炎等)。
- 4.✕「遅延型(Ⅳ型)」Ⅳ型はT細胞介在性で接触性皮膚炎・ツベルクリン反応等。
- 5.✕「自己免疫疾患」免疫分類の型に該当せず、アナフィラキシーとは異なる病態。