OT 午後 D-6-2. 作業療法・活動介入

第57回午後 OT 問12

55 歳の女性。乳癌。ステージⅣ。今回、両下肢の脱力を認めて受診した。腰椎と肋骨の多発病的骨折と診断された。L2 以下の不全対麻痺を認め、放射線治療終了後に作業療法開始となった。ベッド上生活で食事以外には介助を要していた。 Performance Status は5である。患者は「足が動かないが、家族と暮らしたい」、 家族は「できれば家につれて帰りたい」と希望した。 この患者への作業療法について適切なのはどれか。
1
退院の時期を決定する。
2
下肢機能訓練は行わない。
3
福祉用具の適応を検討する。
✓ 正解
4
現時点から積極的な離床を図る。
5
ADL 訓練時にはコルセットは装着しない。
ANSWER   正解は 3 全国正答率 —

解説

  • 1.「退院の時期を決定する」退院時期は作業療法士が単独で決定するものではなく、本人・家族・医師・多職種で検討する。
  • 2.「下肢機能訓練は行わない」過負荷や病的骨折に注意しながら、拘縮予防や介助量軽減のための訓練は必要である。
  • 4.「現時点から積極的な離床を図る」多発病的骨折や全身状態を考慮し、活動量は慎重に調整する必要がある。
  • 5.「ADL訓練時にはコルセットは装着しない」腰椎の病的骨折があるため、体幹保護のためにコルセット装着を検討する。
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出典

厚生労働省 公開ページ